ブラジル中央銀行、政策金利を0.25%引き上げ。インフレ抑制が狙いか
2014年 10月 30日
ジウマ大統領が再選を果たした日後の(10月)29日、中央銀行(BC)で通貨政策委員会(Copom)が市場の予想を裏切り、経済基本金利(Selic)を0.25%引き上げて年11.25%とすることを発表した。
予期せぬ金利引き上げは、インフレを年間目標の上限(6.5%)になんとかとどめたいという要因や、ドル高傾向が強まったことが理由と見られている。30日付伯字紙が報じている。
続きを読むジウマ大統領が再選を果たした日後の(10月)29日、中央銀行(BC)で通貨政策委員会(Copom)が市場の予想を裏切り、経済基本金利(Selic)を0.25%引き上げて年11.25%とすることを発表した。
予期せぬ金利引き上げは、インフレを年間目標の上限(6.5%)になんとかとどめたいという要因や、ドル高傾向が強まったことが理由と見られている。30日付伯字紙が報じている。
続きを読むジウマ大統領続投が決まった直後の(10月)27日、サンパウロ証券市場の指数(イボヴェスパ)は平均2.7%下がり、為替もドル高に振れたが、28日の証券市場は3.6%回復、為替も1ドル=12.52レアルから2.47レアルに戻した。
29日付伯字紙によると、これらの動きは、11月半ばに開催されるG20G前に新財務相発表との予想によるという。
続きを読む(10月)26日に行なわれた伯国(ブラジル)大統領選は、史上最大の接戦となった。
勝者のジウマ・ルセフ大統領と、敗れたアエシオ・ネーヴェス(ネーヴィス)氏との差はわずか3%ポイント。これはブラジル大統領選の1位と2位の差では過去最小のもので、歴史に語り継がれるものとなりそうだ。
続きを読むブラジルの経済が、政府の不作為によっていかに傷ついているかというデータが10月21日付のブラジルの有力紙「フォリャ・ジ・サンパウロ」に掲載された。
ブラジル全国工業連盟とWTO(世界貿易機関)のデータを基に、G20(主要20カ国・地域)のメンバー国の08年から13年の5年間の貿易収支の比較をフォリャ紙がまとめたものである。
続きを読む現職ジウマ・フセフィ(ルセーフ)大統領(労働者党)が再選を果たしたブラジル大統領選挙の決選投票。集計結果を現地メディア(グローボ「G1」)が伝えている。
「G1」によると、午後23時40分過ぎ、99%の集計結果でジウマ氏は54.500.287票で51,64%、対立候補のアエシオ・ネーヴィス氏(民主社会党:PSDB)は51.041.146で48,36%。接戦だった。
続きを読む(10月26日)、再選を果たしたジウマ・フセフィ(ルセーフ)大統領は投票の結果が出た後に行った最初の演説の中で、改革と団結についてコメントした。
ブラジリアでジウマ大統領は国が割れつつあるという意見を否定、和平を訴えた。
「私たちの祖国、国、国民、例外なく、すべてのブラジル人が男女とも、参加をお願いします。私は今回の選挙が国を割ってしまったとは思っていません。彼らには彼らの想いや考えがあり、それが時には矛盾するということも、理解しています。しかし、ブラジルの未来をよりよくするために、共通の想いを持って進んでいきたいのです」
続きを読む10月26日(日)に行われたブラジルの統一選挙の決選投票、リオデジャネイロ州知事には現職ルイス・フェルナンド・ペザォン知事(民主運動党:PMDB)が、有効投票の55.7%で再選を果たした。
対立候補のマルセロ・クリヴェラ氏(ブラジル共和党:PRB)は44,22%だった。白紙は3,39%、無効は13,96%、現時点の集計で棄権は22,36%だった。
続きを読む10月26日(日)、統一選挙の決選投票が行われたブラジルでは、大統領選挙の決選投票で、現職ジウマ・フセフィ(ルセーフ)大統領(労働者党)の再選が確定したと現地メディア(「G1」)が速報を伝えている。
現地時間夜8時過ぎ、開票96%過ぎの段階でもジウマ氏優勢の情勢が伝えられていた。
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