リオ発祥のフレスコボール、初のジャパンオープンに日系3世の女子チャンピオンが来日。両親は名古屋でシュハスカリーアを経営

2015年 08月 1日

sapucai

8月8日(土)、9日(日)、三浦海岸て、リオデジャネイロ発祥のビーチスポーツ、フレスコボールの日本初となる公式試合「フレスコボール・ジャパンオープン2015」が開催される。

フレスコボールとは、日本の羽子板のように、ペアでラケットを使ってボールを落とさないように打ち合うビーチスポーツ。発祥はブラジル、リオデジャネイロで、競技も行われている。競技では、スピード感のある打ち合いをいかに華麗に行えるかが、審判によって採点される。

この「フレスコボール・ジャパン・オープン2015」のため、本場リオから、世界大会の女子チャンピオン・ペアのカミーラ・サユリ・ドイ・ダ・シウバさんとシウビーニャことシウビア・シウバ・ジ・オリベイラ/シルビア・シルバ・デ・オリベイラさんが、特別招待選手として招聘される。

シウビーニャとカミーラ

カミーラ&シウビアは2012年にペアを結成。ブラジル国内の大会で優勝を重ね、2015年3月に行われたフレスコボール世界選手権 メキシコ大会では女子部門で優勝を果たしている。日本で本格的な競技としてのフレスコボールが見られるのは、これが初めてとなる。

ところで、そのカミーラさんは、実は日系3世のカリオカ(リオっ子)だ。両親は名古屋でシュハスカリーアを経営している。これまで何度も日本を訪ねたことはあるが、フレスコボール選手として招聘されるのは今回が初めてとなる。カミーラ&シウビアの日本でのプレイを記念して、カミーラさんのご両親が経営するシュハスカリア「サプカイ」を訪ねた(次ページへつづく)。

「フレスコボール・ジャパン・オープン2015」
会期:2015年8月8日(土)〜 8月9日(日) 11:00 〜 16:00
会場:三浦海岸海水浴場(神奈川県三浦市南下浦町上宮田)
海の家「夏小屋」フレスコボール特設コート
主催:一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)
http://www.frescoball.org/japanopen/2015/

(写真上・文/麻生雅人、写真(下)提供/カミーラ・サユリ・ドイ・ダ・シウバさん)
写真は2015年3月にメキシコで開催された第1回フレスコボール世界選手権にて、女子ペアで優勝したシウビアさん(左)とカミーラさん(右)