リオ五輪男子サッカー準々決勝、ブラジルが激しく荒れた試合制す

2016年 08月 15日

リオ五輪 ブラジル代表 ネイマール

8月13日(日本時間14日)、リオデジャネイロ・オリンピック男子サッカーの準々決勝4試合が行われた。

ブラジルは、コロンビアを相手に、13日夜10時(14日午前10時)、サンパウロのアレーナ・コリンチャンスで試合を行った。

ブラジルとコロンビアの対戦といえば、2014年W杯でのスニガのタックルによりネイマールが大怪我を負った試合がまずは思い出される。

今回はU23代表なので、コロンビアにはスニガもハメス・ロドリゲスも出ていないが、この組み合わせになり、因縁めいたものを感じさせられる。そして因縁めいた戦いは、激しく荒れた試合になった。

ブラジルの布陣は、前試合のデンマーク戦と同じだった。しかし、デンマーク戦ではフッチボウアルチを見せつけてくれたセレソンも、コロンビア相手にはなかなか思うように攻めさせてもらえなかった。

開始早々から、激しいファールの応酬になった。

そんな中、前半12分、ネイマールがファールで倒され、いい位置でのFKを得た。これまでことごとくゴールを外しまくっていたネイマールだったが、ここでもキッカーを務めた(次ページへつづく)。

(文/コウトク、写真/Lucas Figueiredo/MoWa Press/via CBF)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

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