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“元リオ領事夫人のプヂン”、“ココアスポンジ乗せプヂン”、“パン屋のプヂン”…。2023年注目の「ブラジルプリン(プヂン)」とは!?

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Quebom! SANDWICH STANDのプヂン・ヂ・パダリア(パン屋のプリン)(画像提供/Quebom! SANDWICH STAND)

ブラジル料理店なら確実にブラジルプリン(プヂン)に出会える

ブラジルプリン(プヂン)は、もちろん、ブラジル料理店に行けば出会うことができる。「バルバッコア」、「キボン」、「トゥッカーノ」などシュハスコ(シュラスコ)料理店のサラダバーのデザートコーナーでお目にかかった方も少なくないのでは?

「デザートのひとつではありますが、『プリンを食べに来ました』という方もいらっしゃいます(笑)」とは、「シュハスカリア・キボン!(Churrascaria Quebom!)」の戸島マウロ哲さん。

浅草と虎ノ門にある各店共に、ブラジルプリン(プヂン)はブラジル人スタッフが手掛けている。コンデンスミルクを使った、“家庭の味”に近いプヂンだ。

2022年の秋には、リニューアルした「Quebom! SANDWICH STAND」のために、新たにパンプリン「Pudim de Padaria(パン屋のプリン)を投入。早くも人気となっているという。

「プヂン・ヂ・パダリアはその名の通り、街のパン屋(パダリア)さんで売っているプヂン。小麦粉とスライスしたココナッツを使うのが伝統的なようです。原宿ではサンドイッチスタンドの形態ということで、『プヂン・ヂ・パダリア』として、『キボン』で提供しているプヂンをベースにしたパンプリンを提供しています」(戸島マウロ哲さん)

シュハスカリア・キボン!虎の門店では不定期でイベントも行われているが、プヂンづくりのワークショップも開催してみたいとマウロさんは語る。

●シュハスカリア・キボン!(Churrascaria Quebom!)浅草本店
東京都台東区西浅草2-15-13 B1
https://asakusa-quebom.com/

●シュハスカリア・キボン!(Churrascaria Quebom!)新虎通りCORE店
東京都港区新橋4丁目1−1 新虎通りCORE2F
https://quebom-sintora.com/

●キボン・サンドイッチスタンド(Quebom!SANDWICH STAND)
東京都渋谷区神宮前4-26-22アスレタ原宿1F
https://www.instagram.com/quebom_sandwich_stand/

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レストラン「シダージ・マラヴィリョーザ」のブラジルプリン(プヂン)(画像提供/シダージ・マラヴィリョーザ)

これだけ日本にもファンが多いブラジルプリン(プヂン)。ブラジルに滞在、または旅行をしたことのある方ならば、現地で味わったプヂンの味が忘れらないはず。

江東区住吉にあるブラジルの家庭料理レストラン「シダージ・マラヴィリョーザ」はコース料理の予約制のレストラン。もちろんデザートにはブラジルプリン(プヂン)を用意している。

ポルトガル語の店名「シダージ・マラヴィリョーザ」は、直訳すれば“素晴らしき街”だが、リオデジャネイロの愛称でもある。実はこちらのレストランのオーナーは、元在リオ・デ・ジャネイロ日本国総領事館の元領事、原武彦さん。1998年から2001年まで領事を務めた。退務後、2020年にこのお店をオープンした。シェフを務めているのは原亜紀子夫人だ。

「リオで私たちが体験した思い出深い味を日本に伝えられればと、お店を開きました。フェイジョアーダやムケッカ、シンシン・ジ・ガリーニャなど、家庭料理や、週末の集まりでなじみの深い料理を出しています」(原武彦さん)

デザートは3種類の中から好みのものを予約できる。ラインナップは「ムース・ジ・マラクジャ(パッションフルーツのムース)」、「クレミ・ジ・パパイヤ(パパイヤのアイスクリーム)」、そして「プヂン・ジ・レイチ・コンデンサード(ブラジルプリン)」。どれもブラジルの定番デザートだ。

「プヂンには卵と牛乳とコンデンスミルクを使い、カラメルには砂糖を使っています。固めの食感と独特の甘みがあるブラジルプリンを初めて食べた時の感激を伝えられればと思っています。旅行やお仕事でブラジルにいらっしゃった方には“懐かしい味”と言っていただいております」(原武彦さん)

●シダージ・マラヴィリョーザ
東京都江東区住吉1-14-10
https://www.cidademaravilhosa.jp/service

実はすでに日本各地、津々浦々で人気を博しているブラジルプリン(プヂン)。まだまだあるので今後も紹介レポートを掲載していきたいと思う。ウチのお店も紹介して! という方は編集部(gentefinadojapao@gmail.com)までぜひご一報を。

(文/加藤元庸)

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