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ブラジルの“ビールの郷”で、「黒ビールのプヂン(プリン)」が誕生

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黒ビールのプヂン(プリン)(写真/divulgação)

プリン(プヂン)大国のブラジルには、最もポピュラーな、コンデンスミルクを使った「プヂン・ジ・レイチ・コンデンサード」(日本でブラジルプリンまたはプヂンと言った場合これを指すことが多い)をはじめ、さまざまなプリンがある。

家庭でもお気に入りのフルーツを加えたものから、ココナッツ入りまでレシピはさまざま。外食店ではシェフがオリジナルのプヂンを競い合っている。

クラフトビールの醸造所が集まっていることから“ビールの郷”とも呼ばれるサンパウロ州ヒベイラォン・プレット市では、地元の有名なシェフ、ハシェウ・カマーショさんが「黒ビールのプヂン」を考案してレシピを公開した。

燻製料理を得意とするハシェウ・シェフは、2020年に地元のクラフトビール・ブランド「インヴィクタ」に招聘され、同社の調理部門シェフに就任して、インヴィクタが主催する主要なパーティやイベントで、料理に関する運営のすべてを任されている。

そんなハシェウ・シェフが公開したのは、ビールの味が楽しめるプヂン「プヂン・ジ・セルヴェージャ・“スタウト”(スタウトビール・プヂン)」。もう一人のシェフ、アヂウソン・ミランダさんと共に共同で開発した。

レシピは以下。

<材料>
*プヂン
コンデンスミルク 一缶
牛乳(全乳) コンデンスミルクの缶ひと缶分
卵 2個
コーヒーエッセンス ティースプーン一杯(インスタントコーヒー粉末でも代用可)
スタウトビール(他のトラディショナルな黒ビールでも代用可) 1/3缶
トウモロコシのでんぷん粉 ティースプーン一杯
*シロップ
精製糖 150g
スタウトビール(他のトラディショナルな黒ビールでも代用可) 200ml

<作り方>
*プヂン
ミキサーにすべての材料を入れ、均質な液体状の塊になるまで撹拌して、しばらく置いておく。ミックスしたものをプヂンの型に入れて、アルミホイルをかぶせ、湯煎で蒸し焼きにする。湯煎は中弱火で40~60分。焼きあがった後、最低でも3時間冷ましてから型から出す。
*シロップ
鍋に砂糖を入れて溶けるまでとろ火で熱する。ビールを加え、とろみがつくまで混ぜる。*注意:シロップは濃すぎたり、液体状になっていないように。

(文/加藤元庸)

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