ブラフェス改め「ブラジル&ラテンフェスティバル」。代々木公園で7月20日(土)、21日(日)に開催

2024年 05月 27日

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豪快な炭火焼きのシュラスコはブララテフェスならでは! 写真は2023年のブラフェス(撮影/麻生雅人)

<今年はフードもブラジル&ラテン>

在日ブラジル商工会議所主催による夏の恒例イベント、ブラフェスが、2024年はエリアを中南米に広げ、ブラジル&ラテンフェスティバルとして開催される。

フードブースでは、今年はブラジル料理に加え中南米料理も多数出店する。

●コシーニャ/細く割いた鶏肉入りのコロッケ。

◎サルチパパス/ソーセージとフライドポテトにソースを添えた料理

●シュハスコ(シュラスコ)/鉄串に刺したグリル肉料理。レストランでは味わえない、豪快な炭火焼きのシュハスコが食べられるのは野外フェスならでは。

●タピオカ/日本では英語名のキャッサバとして知られるマンジオッカから得られたタピオカ粉を使ったモチモチクレープ。

●チュロス/ブラジル流はキャラメルクリーム入り。

◎チョリパン/パンにチョリソー、ニンニク、玉ねぎやトマトなどをはさんだアルゼンチンの国民的軽食。ソースはトウガラシや香草を使ったアルゼンチン料理に欠かせないチミチュリで!

●ドブラジーニョ/インゲン豆(フェイジョン)と臓物による、フェイジョアーダのような煮込み料理。

●パステウ/揚げ餃子風のパイ。具は、ひき肉、ヤシの新芽(パウミット)、チーズなどお好みのものを。

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艶姿パモーニャ娘!(撮影/麻生雅人)

●パモーニャ/すりつぶしたトウモロコシの生地を、トウモロコシの葉でくるんで蒸した“ブラジル流ちまき”。甘口、塩味があるが、ブララテフェスでは甘口が出ます。

●フェイジョアーダ/インゲン豆(フェイジョン)とお肉、リングイッサなどの煮込み料理。

●フェイジョン・トロペイロ/インゲン豆(フェイジョン)、トヘズモ(皮付きの豚腹肉)、リングイッサ、卵などを混ぜて炒めた内陸部の郷土料理。

●リングイッサ/燻製しない腸詰肉。ニンニクを効かせた味付けもブラジル独特。

<カシャッサ・カクテル・グランプリ“C1グランプリ”今年も開催>

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推しのカシャッサ・カクテルを投票すると抽選でカシャッサが当たる「C1グランプリ」も開催。写真はパイナップルとパッションフルーツのカイピリーニャ(撮影/麻生雅人)

ドリンクでは、ブラジルの国民酒カシャッサを使った定番カクテルの「カイピリーニャ」や、トロピカルフルーツなどを使ったカクテル「バチーダ」、ラムを使った「モヒート」など、ブラジル&ラテンな気分のカクテルが登場。

バチーダは、定番のココナッツ味、パッションフルーツ味から、珍しいピーナッツ味まで!

そして毎年恒例、カイピリーニャやバチーダなど、カシャッサをベースにしたカクテルで、推しのお店を投票すると抽選でカシャッサが当たる「C1グランプリ」を今年も開催! 

応募方法は至ってシンプル。20歳以上の方であればどなたでも参加可能で、応募資格は、ブラフェス会場で、カイピリーニャやバチーダ、カシャッサ・ハイボールなど、カシャッサを使った飲み物を購入するだけ。

飲み終わり空いたカップをブラジル・フェスティバル運営事務局テントに持っていき、購入したドリンク名と買ったお店の名前を伝えると、カップ1個につき抽選券1枚が配布される。応募は一人何回でも可能。

フェスティバル終了後に厳正な抽選が行われ、当選者(各日5名、計10名)には後日、CCBJのHPとMega Brasilで発表される。賞品はカシャッサ(ベーリョ・バヘイロ 1000ml)。

昨年は、クラシックスタイルのライムのカイピリーニャをはじめ、パイナップルのカイピリーニャや、ブラジルでは人気の、カイピリーニャにアイスキャンディーを突っ込んだ「カイピレー」も登場した。

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アイスキャンディー入りカイピリーニャ「カイピレー」(撮影/麻生雅人)

ソフトドリンクも、アサイーをはじめ、トロピカルフルーツジュースが並ぶ。

ブラジルの青空市(フェイラ)では定番のカウドジカーナ(搾りたてサトウキビジュース)も、都内ではブララテフェスでしか味わえない体験!

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フェイラの定番カウドジカーナ。ぜひパステウとご一緒に(撮影/麻生雅人)

<ステージのパフォーマンスもブラジル&ラテン>

ステージではサンバやパゴージ、セルタネージョ、ポップス、ロック、ラップ、MPB、ボサノヴァ、パラグアイのアルパ演奏などが2日間、合計約14時間にわたって繰り広げられる。

「オリエンタルラテンミュージック」を発信する日系ブラジル人アーティストの當間ローズ、2年連続2度目の出演となるカウアン・オカモトも出演。

アルパ演奏では、パラグアイでアルパをパピー・ガランから学んだハープ奏者の琴平メイが出演する。

20日(土)のオープニングでは、ブラジル人のテノール歌手ロベルト・ディ・カンディドがブラジルと日本の国歌を独唱する。

<出演>
カルナバケーション (J-pop)
ミストケンチ (サンバ)
Davi Zew`s (Pop rock)
カウアン・オカモト (J-pop)
Luíz Alves (ラップ)
レオ中山 & BR38 (サンバ)
琴平メイ (ハープ奏者)
Pulga Percussão (サンバ、 パゴージ)
Roberto di Candido (オペラ歌手)
Tomohiro a.k.a. Rei Capoeirap (ラップ、ファンク)
Touma Rose (オリエンタルラテンミュージック)
Tsubasa Imamura (ボサノヴァ, MPB)
Vem Pagodear (パゴージ)
Yamada Tamaru & George Nagata (ボサノヴァ)

こちらも毎年恒例、特設カポエィラエリアでは、カポエィラの各団体が集結カポエィラの演武やワークショップを開催。

7月20(土)
12:30 サムライ カポエイラ
13:00 GCAP(体験ワークショップ)
13:30 フィーリョス ジ アンゴーラ
14:30 カポエイラ ジェライス
15:20 アンゴレイロス·ド·インテリオール(半分サンバ)
16:30 カポエィラ·テンポ
17:00 終了

7月21日(日)
12:30 ANGOLA TOKYO(体験ワークショップあり)
13:30 カポエイラ ナラハリ
14:30 カポエィラ ヘジョナウ ジャパォン
15:00 コハダン ジ コンタス
16:00 カポエイラ バトゥーキ
17:00 カポエィラ·テンポ
17:30 終了


「第17回 ブラジル&ラテンフェスティバル」
会場:代々木公園
日程:7月20日(土)、21日(日)
時間:各日11時~19時
主催:在日ブラジル商工会議所
入場無料

ホームページ:https://festivalbrasil.jp/ja/
Instagram: @festival.brasil
Facebook: @CCBJ.JP
YouTube: https://www.youtube.com/@ccbj2022

(文/麻生雅人)