ブラジルの新鮮なニュース、コラムを独自の目線から楽しくお届けします。もっとブラジルのことを知ってもっと好きになろう!

【コラム】いよいよカーニバル本番!

リオデジャネイロ、サウゲイロのクアドラで行われたサウゲイロショーの模様。中央が工藤めぐみさん(写真/Rogerio Neves、写真提供/工藤めぐみ)

皆さんへ、ひとまずのご報告を。サウゲイロにまた戻る事が出来ました!

といっても、それまでに、紆余曲折がありました。

サウゲイロのネームバリューも上がり、世界中からパシスタになりたいダンサーがやってくるため、この数年でインターナショナルダンサーが一気に増えました。

あまりに殺到するので、師匠が外国人は2人に絞る!枠を決めます! と発表したのです。

もうこの時にはリオ行きを決めていたので、プレッシャーに潰されそうでした。

出国前に泣いて、泣いて…大好きなはずのサウゲイロへの一歩が凄く重くて…。

でもリオに着いて師匠に会ったら…とーーっても強く抱きしめてくれて。未だパシスタになる夢がかなわない30名以上のダンサーたちに私の事を紹介してくれました。

「サウゲイロで初めての外国人ダンサー、MEGUMIだよ。知ってる? 彼女から始まったんだよ」

そこから、いままでのこと、沢山の話しをしてくれて。

私は、まさかの状況に涙を堪えるのが大変でした。

ここから2時間の練習。これはテストでした。全神経を集中させて…。ほんっっとに内容濃すぎて倒れるかと思いました。

今年のエンヘード(パレードの行進のテーマ曲)の中で踊ってる時も、涙を堪えるのに必死でした。2008年に初めて挑戦した以来、今までとは又違う感情が溢れていました。

練習終了後、着替えてOKの許可を貰いました。後日、無事にパシスタのお衣装をいただいたときは、ずーーーっと緊張していたので一気に安心と嬉しさが込み上げて来ました。

今年のお衣装、むちゃ可愛い! 楽しみにしていて下さい!

(文/工藤めぐみ)

■関連記事
ピッカーニャにはきざみわさび
「STOP感染症2020戦略会議」が「新型コロナウイルス感染症対策にかかる緊急提言」を発表
「FOODEX JAPAN 2020」は予定通り開催へ
ブラジルでのデング熱の症例報告、約6万件に
本田圭佑選手のボタフォゴお披露目会、リオで開催