カテゴリ : エンターテインメント 社会
2022年 10月 17日 15:14

日本人の海外移住の歴史や各国の日系社会をテーマにしたオンライン講演会を開催しているJICA横浜海外移住資料館は、10月28日(金)、日系ブラジル人初の落語家、らむ音(らむね)さんによる講演会を開催する。
日本で生まれ育った日系三世のらむ音さんは、家庭ではポルトガル語が中心だったため、5歳まで日本語があまり話せなかったという。
2022年10月に二つ目昇進が決まったらむ音さんの師匠は、元林家一門で先代林家三平の弟子でもあった落語家らぶ平。
今では古典落語のみならず、日系ブラジル人ならではのポルトガル語や英語を使った三か国語での落語で新風を巻き起こしている。
「落語家らむ音―日本語が苦手だったわたしの挑戦―」と題された講演では、これまでの半生と、将来の目標などを、十八番の落語を交えながら語る予定。
講演はオンラインアプリZoom を使用。日時は2022年10月28日(金) 19:00~20:00 (日本時間)。定員は500名、参加費は無料。申し込み、問い合わせはJICA横浜海外移住資料館(https://forms.office.com/r/NJxV2feuuJ)まで。
(文/麻生雅人)
■関連記事
・代々木公園のブラジル・フェスティバル11月19日、20日に3年ぶりに開催
・「ブラジル メニューフェア」で今年の秋はマンジョッカ三昧!
・来日したパウロ・マシャード・シェフ、マンジョッカの料理と文化を紹介
・セハードの郷土料理:ペキーを使ったレシピ フランゴ・コン・ペキー・イ・アホース
・ブラジルのアナログ・レコード市場の今。プレス会社は3社に