開幕! 「ブラジル メニューフェア」で今年の秋はマンジョッカ三昧!

2022年 10月 6日

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写真は「ブラジルの食文化を体験するメニューフェア」のために来日したパウロ・マシャード・シェフがレクチャーしたプレートのひとつ「ブラジルの定食」(撮影/麻生雅人)

ブラジル独立200周年を記念して、株式会社ぐるなびは駐日ブラジル大使館とのコラボレーション・イベント「ブラジルの食文化を体験するメニューフェア」を10月6日(木)から開催する。

同フェアには、イタリアン、オイスター料理店、創作和食、インド・ネパール料理店など首都圏の多様な形態の飲食店11店が参加。

各店がそれぞれのお店の個性を生かした調理法で、“テーマ食材”であるブラジルの代表的な食材マンジョッカ(キャッサバ)を使ったメニューを期間限定で提供する。

タピオカドリンクに使われるタピオカパールの原料としても知られるマンジョッカ(学名マニホット・エスクレンタ Manihot esculenta)はトウダイグサ科のイモ。日本や英語圏ではキャッサバの名でもおなじみだ。

得られる副産物は10以上と、さまざまな食べ方ができるマンジョッカは種類によって加工工程や調理法は異なるが、そのまま茹でてフライ(マンジョッカ・フリッタ)にしても食べれるほか、イモをプレスまたは絞って得られるでんぷんからはポン・ジ・ケイジョやタピオカが作られる。

南米大陸にポルトガル人が移住する以前から、もともと先住民の主要な食でもあったマンジョッカ。熱帯のこの土地で生きていくため、先住民の食文化や知恵を取り入れた植民者のポルトガル人にとってもなくてはならない食材となり、今も様々な形でブラジルの食文化の中に根付いている。

「マンジョッカは、ブラジルの食の原点でもあり基本でもあると言えます」と語るのは、ブラジルを代表する料理人のひとりパウロ・マシャード・シェフ。ブラジル外務省が主催するプロジェクト「ブラジルの味」を通じて日本に派遣され、今回の「ブラジル メニューフェア」に参加する飲食店の料理人たちに、マンジョッカの料理や文化を紹介した。

パウロ・シェフのレクチャーを受けた各店はフェアのために、独自のスタイルでマンジョッカと向き合いメニューを開発した。ベーシックにマンジョッカのフライに取り組む店もあれば、和食に取り入れた創作料理もある。

例えば、上の写真もパウロ・シェフが紹介したメニューのひとつ、「ブラジルの定食」だ。日常的な食事では肉料理、野菜、主食のごはん、豆料理のフェイジョンがワンプレートに乗せられて出てくることが多いことを紹介した一品だが、この一皿にはブラジルの定番の味と、パウロ・シェフの郷土の味が詰め込まれている。

牛肉の上にかかっているのは、お酢と刻んだ野菜を混ぜた定番のソース“ヴィなグレッチ”。インゲン豆の煮込み料理に使われているのは、燻製していないブラジル流ソーセージ、“リングイッサ”。プレートの右側に見える粉が、今回のフェアのテーマ食材マンジョッカから作られる定番のおかず用ふりかけ(?)“ファロッファ”。そしてライスを黄色く彩っているのがパウロ・シェフの故郷中西部のご当地フルーツ“ペキー”だ。

今回のフェアで登場するメニューのいくつかにも、この中の食材が使われている。パウロ・シェフが紹介した料理が、それぞれのお店のアイデンティティを生かしたスタイルで生まれ変わっている。

独立200周年を記念して誕生したマンジョッカの様々な料理を、ご堪能あれ。期間は11月6日(日)まで。今回のフェアのために作られたメニューが好評だった場合、お店によってはレギュラーメニューとして採用される可能性があるかもしれない。

参加店とエントリー・メニューは次ページから。