レッドフルーツ、ビーポーレン、カカオニブ…。スーパーフード、2017年のトレンドは!?

2016年 11月 20日

ピタヤ アセロラ

11月17日(木)、日本スーパーフード協会は、日本における2017年春夏のスーパーフードのトレンドを予測した「2017 S/Sトレンド予測 スーパーフードランキング TOP10」を発表した。

このランキングは、日本スーパーフード協会のアメリカ支部のリサーチをもとに日本の本部が制作、発表したもの。日本市場の今年の流れとの擦り合わせを行った上で、2017年に日本でブームとなる可能性が高いスーパーフード10品目を予測し、ランキング形式で公開した。

日本スーパーフード協会はスーパーフードを「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること」、「一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ」と定義している。

同協会によると、2016年はチアシードやココナッツオイルなど、ダイエットや生活習慣病・認知症予防に効果的とされる、“守り”のヘルシー系スーパーフードに人気が集まったが、2017年は美肌・美白・アンチエイジングを目的とした“攻め”のビューティー系スーパーフードに注目が集まることが予測されるという。

レッドフルーツには、ビタミンCがレモンの34倍で「天然の美白サプリメント」と称されるアセロラや、海外の人気モデルが愛用しているゴジベリーなどがある。これらのフルーツは赤い成分のポリフェノールによる抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果的なスーパーフードだという。日本ではドラゴンフルーツの名でも知られるサボテン科の植物の果実ピタヤのうち色の赤いレッドピタヤもまた、スーパーフードとして注目が高まっている。

「2017 S/Sトレンド予測 スーパーフードランキング TOP10」ランキングは以下。ランキングに登場するスーパーフードの中には、ブラジルでも注目されているもの、ブラジルで生産されているものもある(次ページへつづく)。

(写真・文/麻生雅人)
写真はアセロラ、レッドピタヤのピューレを使い、砂糖や保存料不使用のスーパーフード飲料。フルッタフルッタの「ピタヤ チアシード with アセロラ」