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東京のフェスタジュニーナ「ブラジル田舎っぺ祭り」大盛況

フェスタジュニーナでおなじみカラフルなバンデイリーニャが飾られた「ブラジル田舎っぺ祭り2022」の会場(撮影/麻生雅人)

日本とブラジルをつなぐ国際交流団体KIMOBIG(キモビッグ)が主催する“フェスタジュニーナ(6月祭り)”「ブラジル田舎っぺ祭り」が6月19日(日)、北品川で3年ぶりに開催された。

同イベントはこれまで表参道で開催されていたが、北品川パークシティ大崎 cafe & hall oursに会場を移しての開催となった。

この2年、covid-19のパンデミックでリアルの場でのブラジル関連のイベントがほとんど開催されていなかったこともあってか予想以上の大盛況となった。

フードメニューにはフェスタジュニーナならではの、トウモロコシを使った料理やスイーツが並んだ(撮影/麻生雅人)

カフェ&フードメニューのカウンターでは、イベント開始の12時からできた長蛇の行列は、イベント終了1時間前の18時ころまで途切れることがなかった。

会場には日本在住のブラジル人も数多く訪れ、会場前の通りにはポルトガル語の会話が溢れていた。

予想以上の来場者のため主催者サイドも400名を超えた時点で来場者のカウントをあきらめたという。

ブラジル直輸入の雑貨(撮影/麻生雅人)

会場では、ブラジルから輸入された雑貨、食品、衣類などが販売されたほか、サンバやフォホーの演奏、カポェイラのホーダなどが行われ、19時からは同イベントの名物となっているクアドリーリャが行われた。

リオの人気バッグブランド「ジルソン・マルチンス」のグッズや、ピーナッツ菓子「パソキッタ」など定番だけでなく、パンフランセーズ(ブラジルで一般的に流通している軽い塩味のパン。パォンジーニョとも呼ばれる)型のバウルー用ホットサンド、セハード地帯のご当地果実ペキーの瓶詰めなど、ブラジルコミュニティの雑貨店でも広くは売られていないアイテムが並んでいたのも「ブラジル田舎っぺ祭り」ならでは。

ペキーの瓶詰め(撮影/麻生雅人)

カフェエリアでは静岡のレストラン「simples」が出店。レストランメニューのデザートで用意されている
「アマゾン野生種バルゼアカカオのアイスクリーム」などを提供した。

「アマゾン野生種バルゼアカカオのアイスクリーム」はミルク類を使わずに作られており、野生種カカオならではの雑味のないすっきりしたカカオの味わいが味わえるアイスだ。

「アマゾン野生種バルゼアカカオのアイスクリーム」 (撮影/麻生雅人)

「ピーチメルバ(ピーチのコンポートとベリーのソース)のジャンブートッピング」では、静岡の長田地区産の桃のコンポートに、アマゾン地域の名物野菜ジャンブーをトッピング。静岡×アマゾンのコラボレーションの味を紹介した。

食べると舌が痺れる感覚が味わえるジャンブーは、南米アマゾン地域原産のキク科の植物。薬草や化粧品の原料にも使われるが、パラー州ベレンではパット・ノ・トゥクピー、タカカーなどの郷土料理に欠かせない味で、日常的に消費されている野菜だ。

「ピーチメルバ(ピーチのコンポートとベリーのソース)のジャンブートッピング」では砂糖漬けのジャンブーが使われている。「Simples」の井上靖彦シェフは、ジャンブーを良く知っている「ブラジル田舎っぺ祭り」の来場者にも驚いてもらえるように用意したメニューだと語った。

「Simples」の井上靖彦シェフ (撮影/麻生雅人)

「砂糖漬けにすることでジャンブー特有の舌が痺れる感じを調整しています。そうすることで、ジャンブーは口に入れてすぐには痺れないかもしれませんが、食べているうちにじわじわと痺れる感じがでてくると思います。『ブラジル田舎っぺ祭り』にはブラジルが大好きな方、よく行かれる方も多くいらっしゃると聞いていますので、普通にジャンブーを出すだけでは満足してもらえないんじゃないかと思いました(笑)。ジャンブーのことを良く知ってるよ、と言う方でも味わったことのないようなここならではのジャンブーを体験してもらえたと思います」(井上靖彦シェフ)

今回イベントで提供したメニューは、季節によってお店(静岡県静岡市葵区馬場町39-3)でも提供可能とのこと。

※次ページ以降に会場写真集を掲載しています。

(文/麻生雅人)

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